税金・扶養の壁2026-06-207 min

社会保険の壁!106万円・130万円を超えたら発生する天引きと手取り額シミュレーション

給料天引きが急増する「社会保険の壁」

パートやアルバイトで年間収入が増えていくと、「税金の壁(103万円)」の次に「社会保険の壁」が立ちふさがります。 社会保険(健康保険・厚生年金)が適用されると、給与から一気に約15%が天引きされるため、手取り額が大きく下がってしまいます。

この社会保険の壁には、106万円130万円の2段階があります。


1. 「106万円の壁」とは?(特定適用事業所での加入)

勤務先の従業員数が51人以上(大企業や大手チェーン店など)で、以下の条件をすべて満たす場合、社会保険に強制加入となります。

  • 週の所定労働時間が20時間以上であること
  • 月額賃金が88,000円以上であること(年換算で約106万円)
  • 学生でないこと(休学中等を除く)
  • 2ヶ月を超える雇用の見込みがあること

106万円の壁の手取り額シミュレーション 月給が90,000円(年収108万円)になり社会保険に加入した場合:

  • 健康保険料: 約 4,500円
  • 厚生年金保険料: 約 8,200円
  • 雇用保険料: 約 540円
  • 天引き合計: 約 13,240円 / 月
  • 手取り月給: 約 76,760円

年収108万円のうち、約16万円が保険料として天引きされ、手取り年収は約92万円に落ち込んでしまいます。


2. 「130万円の壁」とは?(完全被扶養者からの外れ)

勤務先の規模に関わらず、年間の見込み収入が130万円以上になった場合、すべての人が親や配偶者の健康保険・年金の被扶養者から外れなければなりません。

扶養を外れた場合、自分で国民健康保険と国民年金に加入するか、アルバイト先で社会保険に加入することになります。

  • 自分で国民健康保険・年金を払う場合:
  • * 国民年金保険料: 月額約 17,000円
  • * 国民健康保険料: 月額約 5,000円〜10,000円
  • * 年間約25万〜30万円もの自己負担が発生します。これにより、年収が130万円から150万円の間は、手取り額が130万円未満の時よりも低くなる「働き損ゾーン」となります。

実際の手取り額や働き方を計算してみませんか?

時給・月給、労働時間、社会保険の加入状況、学生控除、扶養親族の数を入力するだけで、あなたの本当の手取り額や「年収の壁(103万・106万・130万)」の推移を瞬時に可視化します。